愚者の皮チガヤ編結末ネタバレ！セキとチガヤの結末は？
こんにちは＾＾
ご訪問ありがとうございます♪
今日ご紹介するのはこちら、
草野誼「愚者の皮〜チガヤ編」
人間の美醜の真髄に迫る、「愚者の皮」の続編です！
前作の主人公・あよの妹、チガヤの物語。
山主に嫁として売られ、視力を失ったチガヤがたどる、壮絶な運命を描きます。
この「愚者の皮〜チガヤ編〜」、全３巻で完結しています。
チガヤとセキ。
果たして、二人が迎えた結末とは？
この記事では「愚者の皮〜チガヤ編〜」の結末について、ネタバレしながらご紹介していきます！
ネタバレ読む前に↓
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目次
愚者の皮〜チガヤ編〜あらすじ
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人間の美醜の真髄に迫る衝撃作、
「愚者の皮〜チガヤ編〜」
この漫画は、スマホで無料立ち読みすることができます！
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「愚者の皮〜チガヤ編〜」結末ネタバレ！
＊この先結末ネタバレあります！＊
＊未読の方はご注意ください！＊
旅の終わり
チガヤを刈萱に合わせるため、長い旅を続けてきたセキ。
それはセキの体を蝕み、彼の力を奪うほどの辛い旅でした。
しかしセキは、ついにチガヤを刈萱の住む街まで送り届けます。
力を失い、倒れた彼を救ったのは、刈萱の姉・多芸志。
セキをチガヤから引き離すため現れた多芸志でしたが、彼女はセキの旅をねぎらい、彼に優しい言葉をかけます。
そしてチガヤは、ついに「約束の丘」で刈萱の元にたどり着きます。
強く抱き合い、口づけを交わす二人。
セキと多芸志は、そんな二人を遠くから見守ります。
セキとの別れ
刈萱の住む、山小屋の前。
「そなた達を、ここへ置いていってよいのだろうか」
別れぎわ、セキはチガヤと刈萱に言葉をかけます。
「ふたりきりで、不自由はないか」
「入り用なものがあれば、なんなりと申せ」
しかしチガヤと刈萱は、穏やかな笑顔を浮かべたまま。
そんな二人に、セキもまた、笑顔を浮かべます。
「・・・愚問であったか」
「そなた達は本当に、夫婦（めおと）なのだな」
二人を残し、山小屋を去るセキ。
その後を、多芸志も追いかけて行きます。
出会うべき伴侶
「なぜ、俺についてくる？」
荒れた山道を歩く、セキと多芸志。
転びながらも必死についてくる多芸志に、セキは問いかけます。
「関係ねぇだろ」
「あたしの行きたい方向に行くだけだ」
強がる多芸志に、セキは、
「気をつけろ」
「右に倒木が埋まってる」
と告げます。
しかし多芸志は、木につまずいて転んでしまいます。
うずくまる多芸志に、セキは、
「多芸志よ、汝れと同行できるのはここまでだ」
と言います。
セキの言葉に、多芸志は、
「・・・そんなに嫌か？あたしといるのが」
と寂しげに言います。
そんな多芸志に、セキは、
このまま共にいると、自分はまた「ウシハクの恋」を育ててしまうだろうということ。
多芸志には、出会うべき伴侶がどこかにいる。
「俺はもう、同じ過ちを繰り返すわけにはゆかぬ・・・」
と、苦しげに告げます。
しかし、多芸志は、
「セキ！！」
「あたし、全部見てきた！」
「お前のその見えない目を通して」
「お前のおぞましさも、お前の寂しさも、ぜんぶ見てきた・・・」
と、涙ながらに告げます。
そんな多芸志を、自分が背負う丸太に乗せたセキ。
その瞬間、セキは、多芸志こそが幼い頃から夢に見てきた「伴侶」であること。
自分と夫婦になるものであることに気づき、歓喜の涙を流すのです・・・
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「愚者の皮〜チガヤ編〜」結末感想まとめ
ついに、ついに最終回！
悲しい生い立ちのため、うまくチガヤを愛せなかったセキ。
チガヤから視力を奪ったりと、ひどいことばかりしたセキですが、私としては誰よりも幸せになって欲しかった！
その思いが報われた、とても良い結末でした。
そしてチガヤも、愛する刈萱とついに再会。
成長した刈萱は、とてもいい男になっていました。
悪人も成敗されて、みんなが幸せになる。
素晴らしい結末だと思います。
真実の愛ってなんだろう。
そんな疑問にも答えてくれる、壮大なストーリーです。
これはこの作者さんにしか描けなかったと思います。
やっぱり愛ですよ、愛！
そんなことを叫びたくなるような、大満足の結末です。
読んでよかった。
素直にそう思えました。
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