「闇の大奥秘事作法〜月光院伝〜」1話ネタバレ!【四肢を裂かれた遊女】
こんにちは^^
時間をかけてゆっくりと、牛に引かれて四肢を引きちぎられる。
日本の歴史上、最も残虐な刑に処された遊女の半生を描きます。
安武わたる「闇の大奥秘事作法〜月光院伝〜」
1話「朱き罪・牛裂きの刑」。
それは太閤秀吉が、栄華を極めた時代。
処刑された遊女は南蛮人の血を引く、緑色の目をした美しい女でした。
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目次
「闇の大奥秘事作法〜月光院伝〜」1話あらすじ

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「闇の大奥秘事作法〜月光院伝〜」1話ネタバレ!

南蛮の遊女
播磨国、生越国。
この国を治める領主・有任(ありとう)は、「阿呆殿」と名高い道楽者でした。
しかし他ならぬ太閤秀吉が後見人であることと、領地に巨大な銀山を所有していたことで、財政は豊か。
今宵も有任は、村の女たちを集め、半裸で踊らせていました。
「さあ今宵、わしの寝所に侍るおなごは誰じゃ!?」
ここが出世どころと張り切る女たちを、酒を片手に眺める有任。
そこに一人の商人が現れます。
彼が持ってきたのは、有任への「差し入れ」。
それは明るい髪と緑の瞳を持った、美しい遊女でした。
南蛮の血を引くというその容姿に、一目で魅せられた有任。
彼は早速遊女の手を引き、寝所へと連れて行きます。
「・・・南蛮の男はたまに見るが、女は珍しい・・・」
遊女の服を脱がせ、まじまじと眺める有任。
しかし女は無表情に有任を見下ろし、冷たい口調で彼に告げます。
「日本の女と、変わりありませぬよ」
その冷たさに興奮した有任。
彼は遊女を押し倒し、その体を堪能します。
播磨の阿呆殿
遊女の名は、お瑶と言いました。
「必ずお主を笑わせてみせる!」と宣言した有任は、その日からどこに行くにもお瑶を連れて歩くようになります。
自分が阿呆殿と呼ばれていることを、自ら語って聞かせる有任。
金遣いは荒く、女遊びもひどい。
さらに武士のくせに血の匂いが苦手で、とんでもない臆病者。
しかし後見人の秀吉とは、「愉快なことが好き」という点で気が合い、親しくしていると言います。
そしてその夜、居城に作った「南蛮の部屋」で大宴会を開いた有任。
彼はそこで、お瑶にとっておきの緑のエメラルドを贈ります。
表情1つ変えず、それを身につけるお瑶。
それを見た有任は、いてもたってもいられず、お瑶とともに寝所に消えて行きます。
南蛮の血を引く娘を寵愛する有任。
しかしあまりにも露骨なその様は、ほかの女たちの嫉妬心をかきたてます。
秀吉の元へ
有任の側室たちの嫉妬を買ったお瑶は、彼の留守中、獣の血をかけられたりと、凄まじい嫌がらせを受けるようになります。
しかしそれをきっかけに、有任の寵愛はますます深くなり、彼はついにお瑶を妻にすることを決意します。
そんなある日、関白の使いが有任の元を訪れます。
有任の側室が決まったことを喜び「お部屋様のお顔を拝見したい」と言う使い。
美しい妻を見せびらかしたい一心で、有任は、使いにお瑶を紹介します。
すると、お瑶の美しさに息を飲んだ使いは、有任に「ぜひ聚楽邸へ」と、関白の元にお瑶を連れてくるよう、有任に誘いをかけます。
その申し出を、喜んで受けた有任。
そして訪ねた聚楽邸で、お瑶は、関白秀吉に、今まで見たこともないような美しい笑みを浮かべて見せるのですが・・・?
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「闇の大奥秘事作法〜月光院伝〜」1話感想とその後の展開は?

名作が多い安武先生の短編集。
この「大奥秘事作法」も、流石の粒ぞろいです!
1話目の「朱き罪・牛裂きの刑」。
播磨の「阿呆殿」の寵愛を受け、側室まで上り詰めた一人の遊女。
南蛮の血を引き、日本人離れした容姿を持つお瑶は、その美貌でついに秀吉の目に止まります。
呼び出しを受け、何の疑いもなく聚楽邸を訪れた有任。
しかしそこで彼は、最愛のお瑶を秀吉に寝取られてしまいます!
二人が寝所に消えるその瞬間まで、秀吉の思惑に気づかなかった有任。
しかしこれが、あの「牛裂きの刑」につながる、大事件のきっかけとなるのです!
氷のように冷たい美貌を持つ、南蛮の遊女・お瑶。
彼女には、その容姿にまつわる悲しい過去がありました。
果たして、彼女が有任に近づいた、真の目的とは?
そして「播磨の阿呆殿」一世一代の恋は、どんな結末を迎えるのでしょうか?
驚きの展開ですが、最後はとても悲しい終わり方です。
だけど確かに、救いはあります。
悲しい愛の話ですが、実に安武先生らしい、深い余韻が残るストーリー。
一読の価値はあります!
後半はかなり残酷な描写が多いですが、それでも大丈夫という方にはぜひ、お手に取っていただきたいです。
感動的な短編でした・・・!
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